米国のトランプ大統領当選は12月22日、グリーンランド島の米国保有は「絶対必要」だと述べた。
トランプ氏は同日、デンマーク駐在米国大使にケン・ハウスリー氏を指名するとソーシャルメディアに投稿した。同時に、「（米国が）グリーンランドを所有し制御することは、国家の安全と世界の自由のために絶対必要だと考えている」と書いた。
トランプ氏の前大統領任期中、米メディアはグリーンランドを購入できるかどうかを顧問に何度も問い合わせたことを明らかにした。2019年8月、トランプ氏本人がメディアに島購入の意向を確認したところ、デンマークのフレーザーリクソン首相はすぐに米国の考えを「でたらめだ」と述べた。グリーンランド自治政府外務省もソーシャルメディアに投稿し、グリーンランドは「対外販売しない」ことを明らかにした。
グリーンランド島は北アメリカ北東部に位置し、世界一の大島である。グリーンランド島はデンマークの自治領であり、高度な自治権があり、国防と外交事務はデンマーク政府が担当し、島にはレアアースなどの資源が豊富である。